Column / 2018.10.27
20歳から25歳で訪れる“体型の曲がり角”。起こりうる身体お悩み3選
どんなに荒んだ世の中でも、かわいくいることを諦めない。大人になっても自分のことを好きでいられるように、今から始められる、かわいくいるためのビューティーレッスンをスタート。
筋肉内脂肪が増えてセルライトの原因に
筋肉の周りにある全身を覆うボディスーツのような膜を「筋膜」と言います。若い人に多いのは、筋膜は柔
らかいのに、栄養を取りすぎて、筋肉内脂肪が増加していること。要は霜降り肉のような状態です。この脂肪細胞が大きく硬くなると、セルライトの原因にもなります。20代ではセルライトはそこまで多くはありませんが、今のうちから筋肉と筋膜を柔らかくして、筋肉内脂肪を減らすようにしましょう。ヒレ肉のようなやわらかく上質な筋肉が理想です。
姿勢の悪さが原因で代謝が悪くなります
同じ座り姿勢や猫背・反り腰姿勢が体に染みつくと、伸びた背中の余波で、縮む筋肉ができて、筋肉のバランスが悪くなります。背中の筋肉が伸びきると、お腹の腹筋群や腸腰筋などが短縮し、筋膜が下に引っ張られます。すると、内臓が下がり、血行が悪化。代謝も悪くなり、脂肪がたまりやすくなります。縮んだ筋肉を伸ばせば、やせやすく健康になります。
筋肉が硬くなりやすくなりコリが発生します
筋膜はコラーゲン繊維でできており、硬くなりやすいのです。筋膜が硬くなると、その部分に全身の筋膜が引っ張られてヨレた状態になり、ひきつれを起こします。筋膜の下にある筋肉も動きが悪くなり、筋肉周囲の血行も悪化。代謝が落ちるため筋肉のコリが発生するのです。筋肉を刺激しながら、同時に筋膜をほぐすことが大切です。
教えていただいたのは…
ソリデンテ南青山 代表
小野睛康先生
理学療法の理論と技術を駆使した独自マッサージ法「ミオドレナージ」を考案し、「アンチエイジングサロン ソリデンテ南青山」設立。
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illustration
Moe Itaba
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Text
Akiko Takada
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Web Edit
Lynnmi Yamamoto