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Column / 2019.02.21

ファッションの賢い楽しみ方を教えてくれる“オシャレの指南書”3選

インスピレーションを刺激してくれるビジュアルブックを紹介する連載企画。今月はファッションの賢い楽しみ方を教えてくれる、こんな本をご紹介。時代や流行を超えて愛される“本当のオシャレ”について考えるきっかけを与えてくれるはずです。

 

“工夫”が導いてくれる本当のオシャレ術

1977年(オリジナル版は1975年)に出版され、今もなお若い世代に読み継がれている「普遍的なオシャレの指南書」。ベーシックなワードローブの揃え方に始まり、賢いショッピングの方法、古着やスポーツウェア、民族衣装等との付き合い方。また各界のオシャレ達人による「マイ・スタイル」紹介ページまで。一貫しているのは、無駄にお金をかけず、無闇に物を増やさず、でも時には思い切って贅沢に、そして何より「知恵をしぼり、工夫を惜しまず、感性を磨くことをサボらず」オシャレを楽しむこと! 印象的な黄色のカバーに収められた遊び心満載の写真やイラストレーション、ひねりの効いたキャプション等々、隅々まで楽しく、読み返すたびに新しい発見に出合えます。イラストレーターのアントニオ・ロペスやアートディレクターのジャン=ポール・グード、デザイナーのザンドラ・ローズなど、この本に登場する人物を個々に掘り下げていくのも楽しみ方の一つ。いつの時代でも「主流派の陰になった所にこそ本当に面白い物や事がある」という考え方のレッスンに最適な、DIYの楽しさ溢れるハンドブックです。

チープ・シック お金をかけないでシックに着こなす法

著/カテリーヌ・ミリネア、キャロル・トロイ 訳/片岡義男 1977年/¥2,200(草思社)

 
関連本もcheck!

『わたしの服の見つけかた クレア・マッカーデルのファッション哲学』


著/クレア・マッカーデル 訳/矢田明美子 2018年/¥1,800(アダチプレス)

現代に通ずる「スタイリッシュで着心地がよく、値段も手頃」な既製服を1940年代に考案し、「アメリカンルックの創始者」ともいわれる伝説的な女性デザイナー、クレア・マッカーデルによる不朽の名著が本邦初訳。

 

『キッチュなモノからすてがたきモノまで 文化屋雑貨店』


著/長谷川義太郎
2014年/文化出版局 Amazonで見つけられることも。

1974年の開店当初より常に時代をリードしてきた伝説的ショップ『文化屋雑貨店』の名物店主、長谷川義太郎。「価値の再発見」や「見立ての楽しさ」、そして「カウンター精神」の神髄をユーモラスに綴った反・ビジネス書。

 
Selected by Tomo Hatori
’90年代より都内某所の写真集専門店勤務。現在は世界中のアンダーグラウンドな美術作家を紹介するレーベル「KODANUKI PRESS」の企画、制作を担当。

  • model

    Amy

  • styling

    Karen

  • Edit

    Sakiko Fukuhara

  • Photo, Hair&Make-up

    Miri

  • Text

    Tomo Hatori

  • Web Edit

    Yui Morishita