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Column / 2019.06.09

雨の日は本を読みたい❤︎夢見る時間を”手作り”する、淑女の悪趣味スイーツレシピって?

インスピレーションを刺激してくれるビジュアルブックを紹介する連載企画。今月はクッキングタイムを新しい体験へと導いてくれる奇想天外なお料理本をご紹介。夢見る時間だって”手作り”できるのです。

 

お菓子作りにとっておきの魔法をかける

『いかさまお菓子の本 淑女の悪趣味スイーツレシピ』
著/クリスティン・マッコーネル 訳/野中モモ 2017年/¥3,600(国書刊行会)

「空飛ぶ円盤クッキー」「レッドヴェルヴェット宇宙生物ケーキ」「悪い狼バタースコッチケーキ」に「ヴァンパイヤ・ミルクシェイク」など、ホラーやSF映画を連想させる奇妙な名前のデザートを考案したのは、カルフォルニア州に暮らす、一人の女性、クリスティン・マッコーネル。自らがモデルとなり、ディレクションした幻想的なビジュアルと、奇想天外なデザートの数々をインスタグラムで発表するとたちまち大評判に!現在ではその多彩な才能が認められ、Netflixのオリジナル番組『クリスティンの奇妙なお菓子教室』も放映中。

本著は、選りすぐりの作品を季節毎に並び替え、詳細なレシピを新たに書き下ろした決定版! ユーモアあふれる解説文やケーキ作りの基本からスタートする丁寧な内容で、ハードルが高そうに見えて実はとても親切な一冊。そして、彼女が読者に向けて綴る”人生を夢見たように変えていくための心掛けについて”の言葉はとても感動的。「真の魔法、それはすなわち、自分で自分のファンタジーを創造することーあるいはキッチンで焼き上げること!」(P.1より抜粋)。そう、”ファンタジー”だって自分の手で作り出せるのです。

 

関連本も要チェック!

『まんがキッチン』
著/福田里香 2014年/¥790(文春文庫)

少女漫画の世界を”お菓子”に翻訳したユニークな作品。コミックに登場する”気になるアレ”が、お菓子研究家、福田里香の手により”美味しいもの”になるミラクル! ゲスト漫画家との対談も読み応え十分な必読書です。
 
 

『魔法使いたちの料理帳』
著/オーレア・ボーポエミ 訳/田中裕子 2019年/¥2,400(原書房)

古今東西のファンタジーに登場する魔術師、魔女、妖霊、妖精たちが何を食べ、どのように調理していたのか? 綿密なリサーチのもとに再現した豊富なレシピの数々は意外なことにどれもすごく美味しそう!

Selected by
Tomo Hatori
’90年代より都内某所の写真集専店に勤務。現在は世界中のアンダーグウンドなミュージシャン、美術作家を紹介するレーベル「KODANUKI PRESS」の企画、制作を担当。
 
 
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